奈良県の台帳、詳細記事(妖怪図鑑掲載分)があるのは「元興寺(ガゴゼ)」「土蜘蛛」。
日本で一番古い記録に残る鬼、というのは意外と地味な話だったりする。
まつろわぬ者が鬼になり、蜘蛛になり、最後は妖怪として固定される、という流れが興味深い。
このほか台帳に登録されているのは青鷺火、赤子、一本足、一本だたら、役小角、白粉婆ほか7体。名前は確認できているけれど、伝承の中身はまだ調べきれていない。捏造するくらいなら空欄のままにしておく、というのがこの台帳のルール。
また、旧鼠、砂かけ婆、山あらしは、この県だけの妖怪ではなく複数の県にまたがって伝わっているため、妖怪図鑑の横断記事にまとめてある。