和歌山・熊野の山中に現れるという一本だたらは、特定の日にしか出ないと伝わる巨大な妖怪。目撃譚自体は少なく、伝承の輪郭は曖昧なままだが、山の神やまのかみが零落れいらくして妖怪化したという柳田國男やなぎたくにお的な解釈がある。出現する特定の日には山に入らないというのが唯一の対処法で、熊野地方の一部で今も語り継がれている。