全員CC坊は、何かを決めるとき、決して一人では動かない。関係がありそうな人を、片っ端からCCに入れる。表向きは「共有のため」だが、本当の目的は、後で「あの時、共有していました」と言えるようにするためである。何かがうまくいかなかったとき、全員CC坊は誰よりも早く、そのメールのスレッドを引っ張り出す。誰も責めていないので、まだ何も起きていない。しかし全員CC坊にとって、CCの人数こそが自分を守る鎧である。鎧が厚くなるほど、全員CC坊自身の言葉は、誰にも届かなくなっていく。
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