試験の直前に確認した箇所だけ、試験中に思い出せない。試験前忘れ鬼は、その直前の数分間に覚えたことを、封じてしまう妖怪だとされる。明治の学制が始まり、筆記試験という制度ができてから現れた。この妖怪の厄介なところは、試験が終わった瞬間に答えが浮かぶことである。封じるのではなく、遅らせているだけらしい。
→ 近現代妖怪の一覧に戻る