肯定乞い童子は、何か決めた後も、それが正しかったという言葉を、何度も欲しがる。「これでいいと思う?」「変じゃないよね?」。一度肯定されても、少し時間が経つと、また同じ確認をしに来る。肯定する側は、最初は快く応じるが、繰り返されるうち、その確認自体が、相手を疲れさせていることに気づく。肯定乞い童子が本当に欲しいのは、他人からの言葉ではなく、自分で自分を肯定する力なのだが、それに気づくのは、たいてい、誰も肯定してくれなくなった後である。
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