きれいにまとめて入れたはずのコードが、次に出すと必ず絡んでいる。配線絡まし蜘蛛は、鞄や引き出しの中で、ひとりでに結び目を作る妖怪とされる。電気の暮らしが始まった明治以降に生まれた。この妖怪の作る結び目には、人間の手では再現できない種類のものが混ざっているという。急いでいる時ほど、複雑な形になる。
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