レジ締めで金額が合わない。何度数え直しても合わない。そして最後にもう一度数えると、なぜか合っている。帳合わせ婆は、この現象の正体とされる妖怪である。明治の近代簿記が広まった頃から、帳場に住み着いたという。間違いを直してくれるわけではない。ただ、本当にどうしようもない時にだけ、最後の一回で辻褄を合わせてくれる。
→ 近現代妖怪の一覧に戻る