天火は、夜間に空中を飛び回るという火の玉の怪異。人魂や狐火きつねびと混同されることも多いが、天火は特に空高くを飛ぶ火として区別されることがある。岐阜・愛知・佐賀・熊本と、東西に離れた地域で同名の怪異が記録されているのは、火の玉という現象そのものが全国どこでも似た形で目撃されてきたことの表れだと思う。