鹿児島県 / 九州地方 / 樹木の精霊 / 分類:自然由来

ケンムン

けんむん
複数確認
相撲好きで魚好き、という設定は人間との距離の近さを物語っている。

鹿児島・奄美大島のガジュマルに住むケンムンは、赤い体をした小さな精霊で、相撲を好み、魚を捕るのが得意とされる。人と交流し、恩を受けた相手には魚を届けるという友好的な伝承が多い一方、タコを苦手とし、タコを見せると逃げていくという弱点も伝わっている。奄美地方の民俗誌に記録され、観光キャラクターとしても広く活用されている。

おまけ(台帳データ)
伝承地
鹿児島県奄美大島(各地区のガジュマルの木)
別名・異名
ケンムンガナシ(敬称)とも
時代
記録は近代以降の島の民俗誌
動物との関係
特に確認できていない
類似・関連妖怪
沖縄のキジムナーと同系統のガジュマルの精霊
学術的解釈
奄美・沖縄に共通する樹木信仰の民俗学的研究で並べて論じられることが多い
柳田國男やなぎたくにおの見解
この妖怪について具体的に言及した記述は確認できていない
小松和彦こまつかずひこの見解
この妖怪について具体的に言及した記述は確認できていない
現代文化
奄美大島の観光キャラクターとして広く活用されている
伝承の現況
奄美大島では今も地域行事・観光の中で語られ続けている