三重県 / 近畿地方 / 風神・妖怪神 / 分類:神社仏閣の妖怪

一目連

いちもくれん
一次資料
一つ目の神、という発想は製鉄の記憶かもしれない。

三重・多度大社たどたいしゃ別宮に祀られる一目連は、暴風雨を起こす力を持つとされる一つ目の神。荒ぶる神として畏れられる一方、社に祀られ守護神ともされている。柳田國男やなぎたくにおの一つ目小僧論では、製鉄の火を見続けたことによる眼病の象徴という説と関連づけられており、民俗学の文脈で頻繁に引用される一体。多度大社たどたいしゃ別宮として今も祭祀さいしが続けられている。

おまけ(台帳データ)
伝承地
三重県桑名市・多度大社たどたいしゃ別宮一目連神社
別名・異名
一目連神とも
時代
記録は中世以降、社伝として継承
動物との関係
特に確認できていない
類似・関連妖怪
各地の一つ目の神・妖怪全般(製鉄神との関連を指摘する説もある)
学術的解釈
一つ目の神は製鉄の火を見続けたことによる眼病の象徴という説(一つ目小僧論)と関連づけられる
柳田國男やなぎたくにおの見解
『一目小僧その他』所収の一つ目小僧論で、製鉄の炉の火を見続けたことによる職業病(眼病)の記憶が神格化されたものという説を提示している
小松和彦こまつかずひこの見解
この妖怪について具体的に言及した記述は確認できていない
現代文化
学術的な民俗学の文脈(柳田國男やなぎたくにおの一つ目小僧論)で頻繁に引用される
伝承の現況
多度大社たどたいしゃ別宮として現在も祭祀さいしが続けられている