調子が良くなると、薬を飲むのを忘れる。薬忘れ鼠は、症状が軽くなった瞬間に、服薬の記憶を薄くする妖怪だとされる。近代医療で処方薬を続けて飲むという習慣ができてから現れた。この妖怪のせいで、治りかけがぶり返す。苦しい間は決して忘れないのに、楽になると忘れるという、皮肉な性質を持つ。
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