充電したつもりで寝て、朝起きると減っている。充電抜き虫は、差し込んだプラグを、わずかに浮かせる妖怪だとされる。ほんの一ミリ抜けているだけなので、見ても気づかない。この妖怪は、夜のうちに一度だけ、そっと触る。朝、残量を見て絶望する人の顔を、遠くから見ているという。
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