妖怪図鑑 / 全国区 / 音の怪(全国区) / 分類:自然由来

畳叩き

たたみたたき
複数確認
姿がなくて、音だけで名前がついている妖怪、というのがこの台帳には何体かいる。

畳叩きは、夜中に誰もいない部屋から畳を叩くような音が聞こえるという怪異。和歌山・広島・山口・高知と、西日本を中心に分布している。実害の伝承はほとんどなく、生活音の中の説明のつかない部分を、そのまま妖怪の名前にしたような性格を持つ。

おまけ(台帳データ)
伝承地
西日本各地(和歌山・広島・山口・高知など)
別名・異名
特になし
時代
記録は近世以降
動物との関係
特に確認できていない
類似・関連妖怪
鳴家(やなり)など、家の中の音の怪異全般
学術的解釈
家屋のきしみ音や害獣の物音を説話化したものという解釈が一般的
柳田國男やなぎたくにおの見解
この妖怪について具体的に言及した記述は確認できていない
小松和彦こまつかずひこの見解
この妖怪について具体的に言及した記述は確認できていない
現代文化
妖怪図鑑での紹介が中心
伝承の現況
木造家屋の減少とともに、報告自体が減っている