佐賀県 / 九州地方 / 海の怪光 / 分類:自然由来

不知火

しらぬい
複数確認
科学的に説明がつきかけている妖怪、というのも珍しい。

不知火は、旧暦八月一日の未明、有明海・八代海の沖合に無数の光が並んで現れるという怪異。漁師たちの間では神社姫や竜宮からの使いと結びつけて語られてきた。近代以降、蜃気楼しんきろうや漁火いさりびの複合的な光学現象という説明が試みられており、妖怪伝承の中でも自然現象との対応関係が比較的よく調べられている事例のひとつ。

おまけ(台帳データ)
伝承地
佐賀県・熊本県境の有明海・八代海沿岸
別名・異名
特になし
時代
記録は近世以降、近代に観測・研究が進んだ
動物との関係
特に確認できていない
類似・関連妖怪
熊本県の同名の伝承、竜宮信仰との結びつき
学術的解釈
蜃気楼しんきろう・漁火いさりびの複合的な光学現象という科学的な説明が試みられている、妖怪伝承の中でも珍しい事例
柳田國男やなぎたくにおの見解
この妖怪について具体的に言及した記述は確認できていない
小松和彦こまつかずひこの見解
この妖怪について具体的に言及した記述は確認できていない
現代文化
八代市・佐賀市周辺で観測イベントが行われることがある
伝承の現況
現在も条件が揃うと観測されることがあり、伝承と自然現象研究の両方で語られ続けている