古山茶の霊は、年を経た椿の古木が精霊となって現れるという妖怪。夜中に白い姿で現れる、あるいは椿の花が音もなく落ちる様子と結びつけて語られることが多い。秋田・岐阜・熊本と離れた地域で伝わっており、古木や巨木そのものへの畏敬が、地域を問わず似た形の伝承を生んだのだと思う。