妖怪図鑑 / 全国区 / 樹木の精(全国区) / 分類:自然由来

古山茶の霊

ふるつばきのれい
単一資料
椿の木が年を経て化ける、という発想がいかにも植物系妖怪らしい。

古山茶の霊は、年を経た椿の古木が精霊となって現れるという妖怪。夜中に白い姿で現れる、あるいは椿の花が音もなく落ちる様子と結びつけて語られることが多い。秋田・岐阜・熊本と離れた地域で伝わっており、古木や巨木そのものへの畏敬が、地域を問わず似た形の伝承を生んだのだと思う。

おまけ(台帳データ)
伝承地
秋田県・岐阜県・熊本県ほか、古い椿の木がある土地
別名・異名
特になし
時代
記録の時代特定は難しい
動物との関係
特に確認できていない
類似・関連妖怪
各地の古木・巨木の精霊伝承全般
学術的解釈
椿の花がそのままの形で落ちる特徴が不吉さと結びついたという説がある
柳田國男やなぎたくにおの見解
この妖怪について具体的に言及した記述は確認できていない
小松和彦こまつかずひこの見解
この妖怪について具体的に言及した記述は確認できていない
現代文化
妖怪図鑑での紹介にとどまる
伝承の現況
古い椿の木が残る土地で、断片的に語り継がれている