小豆洗いは、川辺で小豆を洗うような音を立てるという妖怪。「小豆洗おか、人取って喰おか」と歌うように音を立てるとされる地域もあり、この音に引き寄せられると、知らぬ間に川辺まで誘導され、溝や崖、川に落とされるという伝承が広く伝わる。実際に姿を目撃したという話は非常に少なく、音だけで存在が感じられる点が特徴的。地域によって呼び名が異なり、広島県・山口県では「小豆とぎ」、岩手県では「小豆アゲ」、長野県では「小豆ごしゃごしゃ」と呼ばれる。音の正体については、イタチの尻尾が立てる音、狐や狸・カワウソの動き、竹の葉が擦れる音など、複数の自然現象説がある。