寄り道が、そのまま地図になる。
音楽性と背景
MadlibはQuasimotoとしての作品、MF DOOMとのMadvillain、J DillaとのJaylibなど、複数の名義と協働を行き来する。QuasimotoとMadlibが同一人物であることは、Stones Throwの公式紹介にも記されている。
後世に残したもの
私が彼に感じる影響力は、掘り方の自由さにある。音の出自を整然と仕分けするより、思いがけない隣人同士を出会わせる。完成品の滑らかさより、発見した瞬間の熱を残す。そんな作り方を、ひとつの美意識として聴かせてくれる。
私の聴き方
Quasimotoの声とMadvillainの断片を、同じ耳の別の表情として聴く。JaylibのThe RedはMadlibがラップし、ビートはJ Dilla。その違いまで含めて、名義の向こうにある役割をたどりたい。
作品と系譜をたどる
Quasimoto、Madvillain、Jaylibを通じ、声の加工、MCとの協働、互いのビートへの参加という違う方法を選ぶ。名義を増やすことが、表現の視点を増やすことにもなっている。
影響の評価と聴き方はDJ Naoyamanの考察です。

