Road of the Lonely Ones

2020
地域 / シーン:Los Angeles
『Lunch Breaks』のドラムから、次の制作へ。J-Zone本人の証言がつなぐ一曲の背景。
J-Zoneのドラムが、Madlibの曲になる
「Road of the Lonely Ones」のドラムには、J-Zoneが自分で演奏して録音したブレイクが使われている。本人は2020年12月の記事で、Madlibが自分の初期のドラムブレイク盤をサンプリングしたと報告した。2023年には、その出典盤が『Lunch Breaks』だったことも明かしている。
J-Zoneは2014年から、音楽家がサンプリングに使えるブレイクのレコードを出していた。かつて音を切り取って曲を作っていた人が、今度はほかの作り手に切り取られるドラムを演奏する。その立場の変化は本人にとって不安も伴ったが、Madlibによる使用はうれしい出来事だったという。
この接点には続きもある。J-Zoneによれば、2020年にEgonとMadlibから届いたのは、『Road of the Lonely Ones』で使うドラムの許諾についての連絡だった。そして、彼らの音楽ライブラリー・シリーズで一枚を作る機会につながる。後に発表された『Intoxicated Skull』へも、この曲から道が延びている。
完成したシングルでは、音楽はMadlib、編集・構成・マスタリングはKieran Hebdenと分けて記されている。サンプル名義にはThe EthicsとJ-Zone。音を演奏した人、選んで曲にした人、編集した人をたどると、一つのビートの後ろにある仕事が少しずつ見えてくる。
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制作背景
作品と制作
MadlibのRoad of the Lonely Ones。Road of the Lonely Ones / Sound Ancestorsに収録。制作はMadlib。
版・制作の区別
2020年12月に先行発表。Sound Ancestorsのアルバム発売は2021年。音楽はMadlib、編集・構成・マスタリングはKieran Hebden。
サンプル元
曲名と投稿者を照合。公式音源を採用。盤ごとの違い・サンプル詳細は継続照合中。
公式クレジットはThe EthicsとJ-Zoneを記載。J-Zone本人の説明で、ドラムが自身の『Lunch Breaks』からのサンプルと確認できる。各サンプルの曲名・録音版・切出し位置は未確定。
出典
Madlib Invazion / Madlib - Road of the Lonely Ones
Madlib公式:Sound Ancestors/制作クレジットとKieran Hebdenの説明
Jay Mumford公式 — J-Zone Sampled on Madlib’s Latest Single(2020)