CRATEDIGGIN'CURATED BY DJ NAOYAMAN

Accordion

Accordion — Madvillain|CRATE DIGGIN|DJ Naoyaman
Original graffiti · Designed by DJ Naoyaman

2004

地域 / シーン:Los Angeles

Madvillain

サンプル元を演奏したDaedelusの証言から、鍵盤の旋律とMadlibのベースを聴き分ける。

「Accordion」の音は、アコーディオンではなかった

「Accordion」の素材はDaedelusの「Experience」。本人はSong Exploderで、自動送風のハーモニウムのような楽器を弾いたと説明し、厳密にはアコーディオンではないと話している。

「Experience」は2002年の『Invention』に入っている。Daedelusによれば、Madlibとの接点は、同じアルバムの別曲「Playing Parties」のリミックスだった。その後「Experience」が「Accordion」の素材になる。古いレコードを掘り当てた話ではなく、同時代の作り手どうしをつなぐ録音だった。

Daedelusは、MadlibのベースとMF DOOMの声が加わったことも挙げる。原曲と続けて聴き、旋律だけでなく低音と言葉の役割を比べたい。

ここで取り上げるのは、2004年3月23日発売の『Madvillainy』に収められた完成版。公式配信では2曲目、1分58秒だ。まずは「Experience」、次にこの曲という順で、同じ旋律が別の曲の中心になる過程をたどってみたい。

深掘り記事あり · サンプル資料 0 件

原曲の音程に合わせて、伴奏を選ぶ

Daedelusによると、この鍵盤楽器は標準調律のシンセサイザーと合わず、対旋律も同じ楽器で弾いた。これは「Experience」の制作についての証言だ。

参考資料:Song Exploder:Daedelus本人によるExperience制作解説・公式逐語録

映像にも登場したサンプル元の演奏者

FACTのインタビューでDaedelusは、監督Andrew Guraとの縁から「Accordion」の映像に参加し、自分のアコーディオンを持って駆けつけたと語っている。録音で使った楽器の説明と、撮影で持参した楽器は区別したい。

参考資料:FACT:Daedelus本人が振り返るInventionとAccordion

制作背景

作品と制作

MadvillainのAccordion。Madvillainyに収録。制作はMadlib。

サンプル元

曲名と投稿者を照合。公式音源を採用。盤ごとの違い・サンプル詳細は継続照合中。

サンプル元の録音・バージョンは個別照合中。サンプル不使用を意味しません。

出典

Madvillain - Topic / Accordion

Madvillain公式Bandcamp:Madvillainy

Song Exploder:Daedelus本人によるExperience制作解説・公式逐語録

FACT:Daedelus本人が振り返るInventionとAccordion

A NOTE FROM THE EDITOR

Old records.
New afternoons.

音楽は、発売された年に閉じ込めておくには、
少しばかりよくできすぎている。

好きな曲を掘る。元になった音をたどる。街や仲間の話に寄り道する。
そうして、いまの自分の耳を、もう一度確かめる。

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