要点:ナローバンドUVB療法は、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬、掌蹠膿疱症などの難治性皮膚疾患に対して保険適用のある光線療法で、311nm付近の狭い波長域の紫外線を使う。
通院して機械の前に立ち、決められた時間だけ光を浴びる。単純な処置なのに効果を実感しやすかった治療のひとつ。
どんな治療か
ナローバンドUVB療法は、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬、掌蹠膿疱症などの難治性皮膚疾患に対して保険適用のある光線療法で、311nm付近の狭い波長域の紫外線を使う。紫外線による副作用を最小限に抑えながら高い治療効果を発揮するとされている。
続けやすさという利点
続けやすさの面で優れた治療だと思う。内服薬を使わずに済み、1回あたりの照射時間も短い。薬を飲むことに抵抗がある人や、他の薬との飲み合わせが気になる人にとって、選択肢として大きい。紫外線による副作用が抑えられている設計のため、小児や妊婦でも比較的安心して治療を行うことができるとされている点も、この治療の特徴になっている。
全身型と部分型
全身型と、患部だけを狙う部分型(エキシマライトなど)があり、症状の範囲に応じて選ばれる。手足の広い範囲に症状が出ている場合は全身型、限られた部位なら部分型、という使い分けになる。
通院の現実
効果が出るまでには複数回の照射を重ねる必要があり、単発で判断できるものではない。週に1〜2回のペースで通院を続けることになるので、生活圏内に対応している施設があるかどうかが、現実的には継続できるかの分かれ目になる。
よくある質問
保険は効きますか?
ナローバンドUVB療法は保険適用のある光線療法です。
どのくらい通う必要がありますか?
効果が出るまでには複数回の照射を重ねる必要があり、週に1〜2回のペースで通院を続けることになります。
子どもや妊娠中でも受けられますか?
紫外線による副作用が抑えられている設計のため、小児や妊婦でも比較的安心して治療を行うことができるとされています。実際の可否は主治医にご確認ください。