掌蹠膿疱症.com
光線療法・掌蹠膿疱症

ターゲット型光線療法(エキシマライト・エキシマレーザー)

要点:エキシマライトやエキシマレーザーは、より狭い波長域の紫外線を患部に限定して照射するターゲット型の光線療法で、手のひらや足の裏など限られた範囲の病変に向いている。

全身に浴びるUVBと違って、患部だけに絞って照射できるのがエキシマ系の特徴だと説明された。

ターゲット型とは

エキシマライトやエキシマレーザーは、より狭い波長域の紫外線を患部に限定して照射するターゲット型の光線療法で、手のひらや足の裏など限られた範囲の病変に向いている。全身照射に比べて周辺の健常皮膚への影響を抑えられる点が利点とされる。

308nmという波長の意味

波長の違いが、この治療の特徴を分かりやすく説明してくれる。従来のナローバンドUVB療法が311nmなのに対し、エキシマライトは308nmを使う。わずか3nm短波長側にずれただけだが、この308nmが掌蹠膿疱症に対して特に有効とされる波長で、より高い効果と短い治療期間が期待できると説明されている。

エキシマフィルターの役割

もう一つの工夫が、紅斑(皮膚が赤くなる反応)を起こしやすい297nm以下の不要な波長をカットするエキシマフィルターという仕組みだ。効かせたい波長だけを残し、副反応の原因になりやすい波長は落とす、という考え方になっている。

受けられる施設と向き不向き

ただし、この治療を受けられる施設は限られる。機器を導入している皮膚科を探す必要があり、近所の皮膚科で当たり前に受けられるとは限らない。また、照射範囲が狭いぶん、症状が手足の広い範囲に及んでいる場合は全身型のナローバンドUVBのほうが適していることもある。「新しいほうが良い」ではなく、症状の広がり方で選ぶものだと理解している。

角層表皮真皮光
「狙って当てる」という感覚が、治療している実感を持ちやすくしてくれた。

よくある質問

ナローバンドUVBと何が違いますか?

ナローバンドUVBが311nmなのに対しエキシマライトは308nmを使い、この波長が掌蹠膿疱症に特に有効とされています。また患部に限定して照射できる点が異なります。

どちらが優れていますか?

症状の広がり方によります。範囲が広い場合は全身型のナローバンドUVBのほうが適していることもあります。