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CATEGORY 04・掌蹠膿疱症

東洋医学・漢方療法

体質・証に応じた全身処方

漢方は気合と経験で処方されているイメージを持たれがちですが、実際は皮疹の性質や部位、体質(証)に応じて処方が細かく分かれています。掌蹠膿疱症のように手足という限定された部位に症状が出る病気でも、証によって選ばれる処方は変わります。

この章の3つの系統は、症状のフェーズで使い分けられます。膿疱が次々にできて赤く熱を持っている時期は清熱解毒系、冷えやうっ滞感があるタイプは駆瘀血系、膿疱が引いて乾燥しひび割れる時期は滋陰潤燥系。同じ人でも経過のなかで処方が切り替わることがあります。

西洋医学の治療と置き換えるものではなく、並行して使われることが多い領域です。ステロイド外用薬をやめて漢方に切り替える、という使い方は基本的に想定されていません。

いずれも体質を見たうえでの処方になるため、市販の同名商品を自己判断で選ぶより、漢方に詳しい医師の診察を受けるのが前提になります。