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コース別・歴史の基本知識 / 02 頼朝、鎌倉に入る

02頼朝、鎌倉に入る

SEASONAL PICK — このコースがおすすめの季節

3〜4月・桜:段葛だんかずら・鶴岡八幡宮つるがおかはちまんぐうの参道は桜の名所。段葛は特に舗装が新しくなり歩きやすい。

鎌倉駅東口鎌倉駅東口
1.5時間 施設間の徒歩距離 約2.5km 大人合計 無料(+任意 ¥200)

鎌倉という街の形は、実は一人の男の好みで決まりました。1180年、源頼朝みなもとのよりともは、三方を山、一方を海に囲まれたこの土地を選びました。若宮大路わかみやおおじのまん中を通る段葛を歩き、頼朝が一族の神さまとして建てた鶴岡八幡宮へ向かいます。少し歩けば、頼朝が来るより前からあった由比若宮ゆいわかみやにも着きます。鎌倉という町が「どこから始まったか」を、自分の足で確かめてみませんか。段葛が神社に近づくほどわずかに狭くなる仕掛けに気づくと、頭がくらくらんぽするかもしれません。実際に自分の足で歩いてみると、どこで気づくかは人によって違うはずです。

写真帖『日本百景 上 2版』に載った「相州鎌倉鶴岡八幡」です。国立国会図書館所蔵。出典:国立国会図書館「錦絵と写真でめぐる日本の名所」。国立国会図書館デジタルコレクションで見る
  • 出発地点:鎌倉駅東口
  • 鎌倉駅東口から 徒歩850m・約12分
    鶴岡八幡宮無料
    源氏の氏神うじがみとして造営。境内は無料。+宝物殿 大人¥200/小人¥100
  • 段葛無料
    若宮大路の参道。境内と一体で歩く。
  • 段葛から 徒歩1.0km・約14分
    由比若宮ゆいわかみや(元八幡)無料
    頼朝が鎌倉入りする以前からの八幡宮。
  • 由比若宮ゆいわかみや(元八幡)から 徒歩600m・約9分
    解散地点:鎌倉駅東口

トリビア

段葛は、鶴岡八幡宮に近づくほど道幅がわずかに狭くなるよう造られています。遠近法を使い、実際より長く、社殿をより荘厳に見せる視覚的な工夫だといわれています。源平池も対になった意味を持ち、「産」(繁栄)を願う3つの島の源氏池と、「死」(衰退)を表す4つの島の平家池が、今も向き合っています。

季節の見どころ

段葛は3月下旬〜4月上旬、約180本の桜並木になります。初夏はあじさいが両脇を彩り、桜のトンネルが花のトンネルに変わります。源平池は春に桜、夏には紅白の蓮が咲きます。梅雨時には、境内の手水舎にあじさいを浮かべた「花手水」も見られますので、探してみてください。

歴史の基本知識

鶴岡八幡宮・段葛・由比若宮

01 神仏習合しんぶつしゅうごう03 祀られているもの07 土地との関係

この知識の見方(神社と寺の違い・建築を見る目など7つの視点)は、コース別・歴史の基本知識のトップで解説しています。

応神天皇・比売神・神功皇后03
鶴岡八幡宮の祭神さいじん。八幡神は本来武運の神とされ、源氏の氏神として篤く信仰されました。
鶴岡八幡宮寺つるがおかはちまんぐうじ01
明治の神仏分離しんぶつぶんり令(1868年)以前の呼称。僧侶が管理する神仏習合の施設でした。
石清水八幡宮いわしみずはちまんぐう05
京都の八幡宮。由比若宮・鶴岡八幡宮はこれを勧請かんじょうしたもの。
源頼義みなもとのよりよし04
頼朝の先祖。1063年、由比若宮を創建したと伝わります。
段葛07
若宮大路の中央に一段高く盛った参道。頼朝が北条政子ほうじょうまさこの安産を祈願して築いたと伝わる、地形そのものへの手入れ。

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