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外用薬・掌蹠膿疱症

ステロイド外用薬

要点:ベリーストロングからストロングランクのステロイド外用薬は、掌蹠膿疱症の第一選択の外用療法として使われる。

膿疱ができたらまず塗る、というくらい治療の起点になっているのがステロイド外用薬だった。

なぜ強めのランクが選ばれるのか

ベリーストロングからストロングランクのステロイド外用薬は、掌蹠膿疱症の第一選択の外用療法として使われる。手のひらや足の裏は角層が厚く、薬剤が浸透しにくい部位のため、他の部位より強めのランクが選ばれることが多い。顔や体に塗る薬より強いものが出ても、それは部位の性質によるもので、症状が特別重いという意味とは限らない。

使い方には段階がある

使い方には段階がある。症状が強い急性期には1日2回塗り、改善に伴って徐々に回数を減らしていく。効果を高めたい場合は、薬を塗った上からラップなどで覆う密封療法を併用することがある。そして症状が落ち着いてきたら、より弱いランクのステロイドに切り替えたり、活性型ビタミンD3外用薬と併用したりして、強い薬を使い続けない形に移していく。「ずっと同じ薬を同じ回数」ではなく、状態に合わせて上げ下げする薬だという理解が要る。

塗り方のコツ

塗り方そのものにもコツがある。医師から指定された部位に、やさしくのばして塗る。ごしごしすりこんだり、鱗屑(皮のめくれ)を無理にはがしたりすると、かえって悪化するおそれがあるとされている。塗ったあとや、かき壊しの予防のために、手のひら・足の裏に通すだけで使えるチューブ型の包帯を併用することもある。地味だが、これを知っているかどうかで日々の負担がだいぶ変わる。

注意点と市販薬のリスク

注意点として、長期の広範囲使用では皮膚萎縮などの副作用がある。また、ステロイドの塗り薬は市販でも手に入るが、自己判断での使用は勧められていない。掌蹠膿疱症とよく似た見た目の病気に白癬(水虫)があり、こちらにステロイドを塗るとかえって悪化してしまうためだ。外用薬だけでコントロールが難しい患者も少なくないとされ、その場合は光線療法や内服の追加が検討される。

角層表皮真皮外用薬
土台の治療であって、これだけで完結させようとしないほうがいいというのが実感。

よくある質問

なぜ強いランクのステロイドが出るのですか?

手のひらや足の裏は角層が厚く薬剤が浸透しにくいため、他の部位より強めのランクが選ばれます。症状が特別重いという意味とは限りません。

市販のステロイドを使ってもいいですか?

自己判断での使用は勧められていません。掌蹠膿疱症とよく似た見た目の水虫にステロイドを塗ると、かえって悪化するためです。

正しい塗り方はありますか?

指定された部位にやさしくのばして塗ります。ごしごしすりこんだり、鱗屑を無理にはがしたりすると悪化するおそれがあります。