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コース別・歴史の基本知識 / 11 江戸期、鎌倉が「名所」になる

11江戸期、鎌倉が「名所」になる

SEASONAL PICK — このコースがおすすめの季節

6月・あじさい:長谷寺はせでらも紫陽花路が有名。大仏とあわせて歩ける。

長谷はせ駅長谷駅
2時間 施設間の徒歩距離 約2.3km 大人合計 ¥500(+任意 ¥220)

大仏は、鎌倉が寂れてからも、ずっとそこに座り続けていました。鎌倉大仏は、鎌倉が武士の都として栄えなくなった後も、変わらずそこに座り続けました。江戸時代、鎌倉は幕府の中心ではなくなり、代わりに「見どころの多い場所」として人を集めるようになります。長谷寺、甘縄神明神社あまなわしんめいじんじゃまで歩くと、今の鎌倉観光の元の形が、もう江戸時代にできあがっていたことが分かります。おなじみの場所を、少し違う角度で見直してみませんか。江戸時代からすでに観光地だったと知ると、頭がくらくらんぽするかもしれません。大仏の実際の大きさは、写真で見るのと、真下に立つのとでは、まったく違います。

百五十年前の大仏。1498年の大地震で大仏殿ぶつでんを失ってから、大仏は屋根のない露座のまま、この姿で残ってきました。フェリーチェ・ベアト撮影、1863〜65年ごろ。ライデン大学図書館(KITLV 89895)所蔵、パブリックドメイン。ウィキメディア・コモンズで見る
  • 出発地点:長谷駅
  • 長谷駅から 徒歩900m・約13分
    高徳院こうとくいん(鎌倉大仏)大人¥200/小人¥150
    胎内拝観は別途一律20円。+大仏胎内拝観(年齢区分なし) ¥20(一律)
  • 高徳院(鎌倉大仏)から 徒歩350m・約5分
    長谷寺大人¥300/小人¥100
    +宝物館 大人¥200/小人¥100
  • 長谷寺から 徒歩500m・約7分
    甘縄神明神社無料
    鎌倉最古の神社という伝承。
  • 甘縄神明神社から 徒歩500m・約7分
    解散地点:長谷駅

トリビア

甘縄神明神社には「北条時宗ほうじょうときむね産湯の井」があり、子宝や誕生に関するご利益があるといわれています。鳥居のすぐ隣には、作家・川端康成が晩年を過ごした旧邸(非公開)があります。

季節の見どころ

長谷寺は「長谷のぼたん」と呼ばれる牡丹の名所で、4月下旬〜5月上旬には約150種7,000株が咲きます。5月下旬〜7月上旬はあじさいの季節です。

歴史の基本知識

高徳院・長谷寺・甘縄神明神社

03 祀られているもの04 創建年代

この知識の見方(神社と寺の違い・建築を見る目など7つの視点)は、コース別・歴史の基本知識のトップで解説しています。

阿弥陀如来あみだにょらい03
高徳院の本尊、鎌倉大仏。極楽浄土への往生を約束する仏として、鎌倉時代の浄土信仰の広がりを背景に造立されました。
僧浄光じょうこう04
大仏造立の勧進かんじんを行ったと伝わる僧。1238年に木造大仏の造立を発願したとされます。
十一面観音03
長谷寺の本尊。木造では日本最大級とされます。
藤原房前ふじわらのふささき04
長谷寺の開基かいきとされます。
天照大神あまてらすおおみかみ03
甘縄神明神社の祭神さいじん。染谷時忠そめやときただという豪族が創建したと伝わる、鎌倉最古の神社という伝承を持っています。

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