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パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏

Rhapsody on a Theme of Paganini, Op.43 — Variation 18

パガニーニの主題を反転させて生まれた、ラフマニノフ屈指の甘美な旋律です。映画でも使われた名変奏です。もとの主題を知ると、この甘さの生まれ方にも驚かされます。

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作曲者
ラフマニノフ(後期ロマン派)
カテゴリ
協奏曲・編曲
作曲年
1934年
作品番号
Op.43
調性・拍子
変ニ長調
形式
ピアノと管弦楽のための変奏曲形式の狂詩曲(単一楽章)の一変奏
難易度
未確認です。
献呈
未確認です。
ムード
切ない・華やか

作曲の経緯

この狂詩曲は、スイスの別荘ヴィラ・セナールで1934年7月3日から8月18日にかけて書かれました。主題はパガニーニの無伴奏ヴァイオリンのための奇想曲第24番で、全24の変奏からなります。1934年11月7日にボルチモアで、作曲者自身のピアノ、ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団により初演されました。第18変奏は、主題の旋律を反転させた形に基づきます。ラフマニノフ自身がこの変奏の魅力を認め、「これは私のエージェントのためだ」と述べたと伝わります。

出版・初演

未確認です。

題名・通称の由来

パガニーニの奇想曲第24番の主題に基づくことからです。

構成分析

音楽的特徴

全曲の中で最も有名な変奏で、単独で名曲集に収録されることが多いです。パガニーニの主題をいわば逆さにした旋律を、変ニ長調の甘美な響きで歌います。全体が速い変奏で構成される中で、この変奏だけが穏やかな抒情を担い、全曲のハイライトとなっています。

演奏のポイント

旋律をピアノとオーケストラで受け渡しながら歌い上げます。ピアノは旋律に豊かな響きを与えつつ、オーケストラとの音量バランスを保ち、クライマックスで音を濁らせないことが大切です。

この音源について(収録エピソード)

演奏
ユジャ・ワン(ピアノ)
アルバム
推定: Rachmaninov: Piano Concerto No.2 / Rhapsody on a Theme of Paganini(アバド指揮、DG)。2023年のドゥダメル/ロサンゼルス・フィル盤の可能性もある
レーベル
Deutsche Grammophon
録音
2010年4月(アバド盤の場合)
録音場所
フェラーラ、テアトロ・コムナーレ(アバド盤の場合)

アバド盤はライヴ録音で、パガニーニ狂詩曲は変奏ごとにトラックが分かれています。評者はテンポを急がず色彩や転調を味わう、遊び心のある演奏と評しました。ワンは後にドゥダメル指揮ロサンゼルス・フィルとラフマニノフの協奏曲全曲とこの狂詩曲を再録音し、2023年9月にDGから発売しています。どちらの音源がこの動画のものかは未確認です。なおラフマニノフ自身は1934年11月7日にボルチモアで初演し、12月24日にカムデンの教会スタジオでストコフスキー指揮フィラデルフィア管と録音しました(歴史的録音)。

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録音

実在と年を出典で確認できたもののみ掲載しています。

映画・ドラマ・アニメ

CM

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教科書・鑑賞教材

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出典

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