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ソルヴェイグの歌

Solveig's Song — Peer Gynt (arr. Grieg, Op.52 No.4)

帰らぬ人を待ち続けるソルヴェイグの歌を、グリーグ自身がピアノ独奏に編曲しました。北欧の哀愁を静かにたたえた旋律です。

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作曲者
グリーグ(ロマン派(国民楽派))
カテゴリ
協奏曲・編曲
作曲年
1874〜75年(付随音楽Op.23)
作品番号
Op.23(第4幕)、組曲第2番Op.55-4、ピアノ編曲Op.52-4
調性・拍子
イ短調(Op.52-4はPoco Andante)
形式
歌曲(劇付随音楽)/グリーグ自身によるピアノ独奏への歌曲編曲
難易度
Piano Street表記でレベル6です(Op.52-4)。
献呈
未確認です。
ムード
切ない・穏やか

作曲の経緯

1874〜75年、グリーグはイプセンの戯曲『ペール・ギュント』(1867)の付随音楽Op.23を作曲しました。上演は1876年2月24日にクリスティアニア(現オスロ)で行われました。ソルヴェイグの歌は第4幕に置かれ、故郷でペールの帰りを待つ娘ソルヴェイグの心情を歌います。のちにグリーグは付随音楽から8曲を選んで二つの組曲にまとめ、この曲は組曲第2番Op.55(1893年出版)の第4曲になりました。ピアノ独奏版はグリーグ自身の歌曲編曲集Op.52の第4曲で、同集全6曲の編曲者もグリーグです。Piano Streetは編曲の年を1890年とするが、未確認です。

出版・初演

付随音楽の総譜は1908年にヨハン・ハルヴォルセンが出版しました。組曲第2番Op.55は1893年です。Op.52は作曲者校訂版がC.F.Petersから刊行されています(初版年は未確認です)。

題名・通称の由来

ヒロインであるソルヴェイグ(Solveig/Solvejg)の名からです。故郷でペールを待ち続ける女性の歌です。

構成分析

音楽的特徴

待ち続ける女性の心を歌う、哀愁を帯びた短調の旋律が核です。グリーグ自身がピアノ独奏に編曲したOp.52-4は、歌の旋律と伴奏をピアノ一台に収めます。同じ劇の第5幕には「ソルヴェイグの子守歌」もあり、組曲にはこの歌の方が採られました。

演奏のポイント

旋律を歌うように弾き、伴奏は音量を抑えて支えに徹します。ゆるやかな揺れを保ちつつ、悲しみを強調しすぎず、静かに祈るような表情を保ちます。

この音源について(収録エピソード)

演奏
アリス=紗良・オット(ピアノ)
アルバム
Wonderland – Grieg: Piano Concerto, Lyric Pieces
レーベル
Deutsche Grammophon(479 4631、2016年9月9日発売)
録音
未確認
録音場所
未確認

グリーグ作品を集めた2016年のDG盤『Wonderland』に収録されています。ペール・ギュント組曲第2番Op.55-4のピアノ独奏編曲で、編曲者は未確認です。アルバムはピアノ協奏曲(サロネン指揮バイエルン放送響)と抒情小品の選集で構成され、オットはグリーグを学生時代から身近に感じてきたと語っています。DGはタイトルを、北欧の伝説を思わせる幻想的な風景から取ったと説明します。Gramophoneの批評は、管弦楽の伴奏と音質を称賛した一方、オットの独奏には自由すぎるルバートへの留保を示しました。

音源の投稿元(Topic/レーベル公式)はoEmbedで確認済みです。「未確認」は出典で確認できなかった項目です。

録音

実在と年を出典で確認できたもののみ掲載しています。

映画・ドラマ・アニメ

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CM

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教科書・鑑賞教材

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