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野ばら

Heidenröslein

ゲーテの詩に付けた1815年の有節歌曲です。3節が同じ旋律で歌われる素朴な作品で、ウェルナー版と並んで『野ばら』の名で親しまれています。同じ旋律だからこそ、節ごとの声の表情を聴き分ける面白さがあります。

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作曲者
フランツ・シューベルト(ロマン派(初期))
カテゴリ
宗教曲・声楽
作曲年
1815(8月19日作曲)
作品番号
作品3-3 / D.257
調性・拍子
未確認
形式
有節歌曲(3節とも同じ旋律、短い後奏つき)
難易度
ウェルナー版(1829)は別の作曲です。シューベルト版との混同に注意が必要です。D.257の別稿は未確認です。
献呈
未確認です。
ムード
穏やか

作曲の経緯

ゲーテが1771年頃、シュトラスブルク留学中に書いた詩(ゼーゼンハイムの牧師の娘フリーデリケ・ブリオンとの恋が背景とされる)に、シューベルトが1815年8月19日に付けた歌曲です。詩は、野に咲く赤い薔薇を少年が摘もうとし、薔薇は棘で刺すと警告するが、結局少年は摘んでしまう、という内容で、解釈には多様な見方があります。シューベルトは3つの節すべてに同じ旋律を当て、民謡に近い素朴な旋律に仕上げました。英語版Wikipediaによれば、この旋律はモーツァルト《魔笛》第1幕終わりのパミーナとパパゲーノの二重唱(Könnte jeder brave Mann)を部分的に下敷きにしています。ドイツ語版Wikipediaは、ドイツ語圏で『魔王』と並ぶ、あるいは『菩提樹』と並ぶ最も有名なシューベルト作品の一つとしています。

出版・初演

作品3-3として出版されました(初出版の年・出版社は未確認です)。

題名・通称の由来

ゲーテの詩の題『Heidenröslein』です(荒野=Heideに咲く野ばら)。-nは連結音です。『Heideröslein』とも書かれます(ドイツ語版Wikipedia)。

構成分析

音楽的特徴

3節が同一の旋律と伴奏で歌われる有節歌曲です。各節の終わり2行は詩の側で繰り返されます。声楽曲として簡潔で、民謡風の親しみやすさが特徴です。ヴェルナー版(1829)の素朴な旋律は19世紀の歌集を通じて広まり、日本でもこの曲が『野ばら』として歌われてきました。

演奏のポイント

節ごとに声の表情をどう変えるか、無邪気さ、警告、諦めという変化を追いたいです。同じ旋律をどう歌い分けるかが聴きどころです。

この音源について(収録エピソード)

演奏
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)/ジェラルド・ムーア(ピアノ)
アルバム
未確認
レーベル
未確認
録音
未確認
録音場所
未確認

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録音

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映画・ドラマ・アニメ

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CM

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教科書・鑑賞教材

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4つの即興曲 Op.90 D.899 第3番 変ト長調 / 魔王

トリビア

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出典

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