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荒城の月

Kōjō no Tsuki (The Moon over the Ruined Castle)

土井晩翠の詩に滝廉太郎が曲を付けた1901年の唱歌です。栄枯盛衰を映す荒城の月を歌い、山田耕筰の編曲版とともに国内外で親しまれています。

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作曲者
滝廉太郎(作詞:土井晩翠)(明治(日本の近代歌曲))
カテゴリ
宗教曲・声楽
作曲年
1901(明治34)発表
作品番号
なし
調性・拍子
原曲はロ短調(無伴奏の独唱/唱歌)。山田耕筰版は1917年にニ短調へ移調(Wikipedia記載)。拍子は未確認
形式
有節歌曲(4節の詩を同じ旋律で歌う)
難易度
山田耕筰編曲版(1917)があります。原曲は8小節、山田版は16小節でテンポを半分にし、旋律の一部(「花の宴」の「え」の音)を半音下げました。
献呈
ありません(懸賞応募の唱歌)。
ムード
切ない・夜

作曲の経緯

1898年、東京音楽学校が懸賞用の唱歌のため、東京大学にいた土井晩翠に詩を依頼しました。原題は『荒城月』です。これに同校の滝廉太郎が曲を付け、1901年3月に『中学唱歌』に収録されました。原曲は伴奏のない歌で、西洋音楽の旋律を広く大衆に広めた日本最初期の本格的な歌曲とされます。詩のモデルには、晩翠の故郷仙台の青葉城跡、会津若松の鶴ヶ城跡などが挙げられ、廉太郎の側では少年期に過ごした富山城や、大分県竹田の岡城跡から着想を得たと伝えられます(ただし諸説あります)。廉太郎は1903年に23歳で亡くなり、1917年に山田耕筰が移調してピアノ伴奏を補い、旋律にも改変を加えました。詩は、栄華を誇った城が荒れ果てた今も、変わらず照らす月を歌いました。

出版・初演

1901年3月に『中学唱歌』(東京音楽学校編)に収録されました。山田耕筰編曲の独唱版は1918年にセノオ音楽出版社から出版されました。

題名・通称の由来

土井晩翠の詩の原題『荒城月』を改めて『荒城の月』としました。荒れた城(荒城)と夜の月を詠む題です。

構成分析

音楽的特徴

七五調の詩と西洋風の短調旋律を結びつけた作品です。旋律は短音階第4音が上がる部分(原曲)を含み、橋本国彦は欧州に紹介するなら山田版が適すると語ったとされます(原曲の音型がジプシー音階やハンガリー民謡を連想させるため)。山田版は旋律の半音下げとピアノ伴奏の追加で、歌曲としての性格を強めました。

演奏のポイント

静かな冒頭のロ短調(または山田版のニ短調)の旋律線に耳を向けたいです。同じ旋律で4節の情景を歌い分ける表現、山田版のピアノ伴奏の響きも聴きどころです。

この音源について(収録エピソード)

演奏
錦織健(テノール)
アルバム
Autumn Moon(検索結果の要約に『2008年発売』とあるのみで、アルバムページは未確認)
レーベル
未確認
録音
未確認
録音場所
未確認

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録音

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映画・ドラマ・アニメ

CM

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教科書・鑑賞教材

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出典

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