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トッカータとフーガ ニ短調 BWV565

Toccata and Fugue in D minor, BWV 565

オルガン曲を代表する一曲で、劇的な冒頭と16分音符のフーガが続きます。バッハ作とされてきたが、真作性には1981年以来異論もあり、結論は出ていません。

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作曲者
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(真作性に異論あり)(バロック)
カテゴリ
管弦楽・室内楽
作曲年
1704年頃〜1750年代(成立年は不明で諸説)
作品番号
BWV 565
調性・拍子
ニ短調(リンク写本では調号に♭なし)。トッカータは自由なリズム、フーガは16分音符主体の主題
形式
北ドイツ・オルガン楽派の形式。短い自由な冒頭部(トッカータ)、より長いフーガ、短い自由な終結部(Recitativo)から成る
難易度
未確認です。
献呈
未確認です。
ムード
荘厳・勇壮

作曲の経緯

BWV565の成立事情は実のところはっきりしません。バッハ自筆譜は残っておらず、近い時期の唯一の資料は、バッハの弟子ケルナーに学んだヨハネス・リンクの写本で、作成は1730年代〜1750年代と資料により幅があります。作曲時期も1704年頃〜1750年代と広く見積もられ、アルンシュタット時代の若書きとする見方もあります。1833年にメンデルスゾーンが構想し部分的に準備した「あまり知られていないオルガン曲」集で初めて出版され、1840年8月6日にはライプツィヒで彼が演奏して評判を呼びました。20世紀にはストコフスキーの管弦楽編曲(1927年)とディズニー映画『ファンタジア』(1940年)で一気に有名になり、オルガン曲を代表する一曲となりました。

出版・初演

初出版は1833年です(メンデルスゾーンが関わった『あまり知られていないオルガン曲』集の第3分冊)。1846年C.F.ペータース、1867年バッハ協会全集(第15巻)、1964年新バッハ全集などで刊行されました。最初の大きな公開演奏は1840年8月6日、メンデルスゾーンによるライプツィヒでの演奏です。

題名・通称の由来

リンク写本の表題は伊語で「Toccata con Fuga」です。同じニ短調の別作品(BWV538)が通称「ドリア調」と呼ばれて区別されていたが、1950年のBWV(バッハ作品目録)刊行以降は番号で呼ばれます。

構成分析

音楽的特徴

嵐を描いた標題音楽という見方がある一方、ディズニー『ファンタジア』では抽象的な絶対音楽として使われました。ヴァイオリン的な音型や、平行オクターヴ、単純な和声などが真作性をめぐる論点になっています。

演奏のポイント

冒頭のモルデントを含むトッカータの息づかいと、フーガ主題の16分音符の明晰さが聴きどころです。演奏時間は通常9分前後で、リング(Ringk)写本に基づく版では足鍵盤の扱いなどが版により異なります。レジストレーション(音色選択)で印象が大きく変わります。

この音源について(収録エピソード)

演奏
ヘルムート・ヴァルヒャ(オルガン)
アルバム
未確認(ヴァルヒャのARCHIV Produktion録音。1947年モノ盤または1956年以降のステレオ全集のいずれか、どの音源かは未確認)
レーベル
Archiv Produktion(Deutsche Grammophon)
録音
未確認(ヴァルヒャの録音は1947年と1956年)
録音場所
未確認

ヴァルヒャが1947年夏にARCHIV Produktionのために行った最初の録音がこのニ短調トッカータで、当時はまだ78回転のSP盤でした。LPの登場後にバッハのオルガン作品全集を録音し、のちにステレオで全曲を再録音した際も、1956年にDGが初めて手がけたステレオ録音として選ばれたのはこの曲でした。ジャケットでの扱いも次第に大きくなり、1963年録音は後にDGの『Classic Mania』セットに含まれる唯一のバッハ作品になったといいます(英語版Wikipedia)。なおYouTube音源がどの年の録音かは確認できていません。

音源の投稿元(Helmut Walcha - Topic)はoEmbedで確認済みです。どの年の録音かは未確認です。「未確認」は出典で確認できなかった項目です。

録音

実在と年を出典で確認できたもののみ掲載しています。

映画・ドラマ・アニメ

CM

確認できた出典はありません。

教科書・鑑賞教材

教科書・鑑賞教材での掲載を示す出典は確認できませんでした。

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トリビア

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出典

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