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ゴルトベルク変奏曲 アリア

Goldberg Variations, BWV 988: Aria

30の変奏の出発点となる、優美で静かなサラバンド風の主題です。不眠の伯爵の逸話でも知られる、夜に寄り添う音楽です。

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作曲者
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(バロック)
カテゴリ
ピアノ独奏
作曲年
1741(出版)
作品番号
BWV 988
調性・拍子
ト長調 3/4(未確認の細部は省略)
形式
アリア(サラバンド風)。30の変奏の主題で、最後にダ・カーポで再現される
難易度
未確認です。
献呈
出版譜に献呈の記載はないとされます(未確認の点あり)。
ムード
眠り・穏やか

作曲の経緯

ゴルトベルク変奏曲は、1741年にクラヴィーア練習曲集の第4部として出版された、アリアと30の変奏からなる作品です。名前の由来として語られるのは、1802年にフォルケルが伝えた逸話で、ロシア大使カイザーリンク伯が不眠の夜を慰める曲を求め、若い鍵盤奏者ゴルトベルクが演奏した、というものです。ただし出版譜に伯やゴルトベルクへの献呈がなく、当時ゴルトベルクが14歳ほどだったことから、この話の真偽には疑問も出されています。冒頭のアリアは優美で穏やかなサラバンドで、変奏はこのアリアの低音の進行を土台に展開します。

出版・初演

1741年、クラヴィーア練習曲集第4部として出版されました(2段鍵盤のチェンバロ用と表記)。

題名・通称の由来

1802年のフォルケルの伝記に基づく、ゴルトベルクが演奏したという逸話に由来するが、信憑性には疑問があります。

構成分析

音楽的特徴

優美で静かな舞曲風の主題で、装飾音に富んだ旋律線が特徴です。変奏全体の出発点であり終着点でもあるため、全曲の枠を作る役割を持ちます。聴く人を穏やかな気持ちにさせる落ち着いた曲想です。

演奏のポイント

装飾音を拍の流れに溶け込ませ、旋律を歌わせることが第一です。繰り返しでの変化の付け方や、テンポの選び方で、印象が大きく変わります。

この音源について(収録エピソード)

演奏
グレン・グールド(ピアノ)
アルバム
Bach: The Goldberg Variations (1981 Recording)(2015 Remastered)
レーベル
CBS Masterworks(初出MK 37779)/現Sony Classical
録音
1981年4月22〜25日、5月12〜16日、5月19日
録音場所
コロムビア30番街スタジオ(ニューヨーク)

グールドは1955年にデビュー盤として録音したゴルトベルクを、約26年後の1981年4〜5月に同じ30番街スタジオで再録音しました。しばしば深夜まで作業が続き、プロデューサーのサム・カーターが率いるCBSマスターワークスのチームが担当、リチャード・アインホーンも関わりました。ドキュメンタリー撮影のためフランスの映像作家ブルーノ・モンサンジョンも立ち会い、録音にその声が残ります。初出は1982年9月2日で、その約5週間後にグールドは世を去りました。全体は51分18秒で、1955年盤の38分34秒より大幅に長いです。1983年にグラミー賞(最優秀器楽ソロ)を受賞しました。使用ピアノはWikipediaでYamaha CF IIとされます。

音源の投稿元(SonyClassicalVEVO、題に Official Audio とある)はoEmbedで確認済みです。冒頭のアリアです。「未確認」は出典で確認できなかった項目です。

録音

実在と年を出典で確認できたもののみ掲載しています。

映画・ドラマ・アニメ

CM

確認できた出典はありません。

教科書・鑑賞教材

教科書・鑑賞教材での掲載を示す出典は確認できませんでした。

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出典

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