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歌劇「カルメン」より ハバネラ(恋は野の鳥)

Habanera: L'amour est un oiseau rebelle (Carmen)

ビゼー『カルメン』第1幕、カルメンが登場して歌う挑発的なアリアです。ハバネラのリズムに乗せ、恋は気まぐれな野の鳥だと歌います。言葉とリズムの駆け引きに、つい引き込まれます。

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作曲者
ジョルジュ・ビゼー(ロマン派)
カテゴリ
オペラ
作曲年
1875
作品番号
なし
調性・拍子
ニ短調(各節)とニ長調(リフレイン)。拍子は未確認
形式
ハバネラのリズムによる有節形式のアリア(メゾソプラノ)
難易度
未確認です。
献呈
未確認です。
ムード
華やか・切ない

作曲の経緯

『カルメン』はビゼーの4幕のオペラ・コミックで、台本はメイヤックとアレヴィです。ハバネラは第1幕、主人公カルメンが登場して歌う曲です。旋律はスペインの作曲家セバスティアン・イラディエルの歌曲「エル・アレグリート」(1863年出版)に基づきます。ビゼーはこれを民謡と思い込んでいたが、作曲者の存在を指摘され、声楽譜の初版に由来を注記したといいます。歌詞はビゼー自身によるものとされます。リハーサル中に最初の版の登場歌が外され、ビゼーは何度も書き直して、初演者の歌手ガリ=マリエも満足する形に仕上げました。原曲の長い前奏や後半部分を省き、半音階的な動きや和声の工夫を加えて印象的な一曲にしました。

出版・初演

初演:1875年3月3日、パリ・オペラ=コミック座です。ハバネラは初演でセレスティーヌ・ガリ=マリエが歌いました。

題名・通称の由来

ハバネラは『ハバナの(音楽・舞曲)』の意味です。原題は歌い出しの L'amour est un oiseau rebelle(恋は反抗的な鳥)です。

構成分析

音楽的特徴

ニ音の持続低音が全体を通して保たれ、調は途中で転調せず短調から長調に変わります。低音域のフルートとハバネラのリズムが独特の気配を作ります(英Wikipedia)。

演奏のポイント

誘うようで挑発的な語り口と、三連符を交えた旋律の揺らぎに注目したいです。

この音源について(収録エピソード)

演奏
マリア・カラス(メゾソプラノ/カルメン)、ジョルジュ・プレートル指揮、パリ・オペラ座管弦楽団、ルネ・デュクロ合唱団
アルバム
Bizet: Carmen(全曲盤)
レーベル
EMI Classics / Warner Classics
録音
1964
録音場所
パリ、サル・ワグラム

この録音は1964年、パリのサル・ワグラムで行われ、1965年の発売時には、カラスこそカルメンだ、という宣伝文句が使われました。レビューによると、パリ・オペラ座の合唱団は当時評判が芳しくなかったため、EMIはルネ・デュクロ合唱団を起用しています。評者はカラスのフランス語の発音を高く評価し、ハバネラの「Et c'est l'autre que je préfère」の一句の陰影づけを特に挙げています。

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録音

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映画・ドラマ・アニメ

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CM

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教科書・鑑賞教材

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同じ作曲者の曲

ビゼー「アルルの女」第2組曲より ファランドール / 歌劇「カルメン」前奏曲(第1幕への前奏曲) / 歌劇「カルメン」より 闘牛士の歌(諸君の乾杯を受けよう)

トリビア

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出典

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