悪党二人の歌を、ケベックの二人が演じ直す。
「Bonnie and Clyde」を歌うのは、Michèle RichardとDenis Pantis。Serge Gainsbourg作品をケベックへ移したデュエットだ。二人の登場人物を二人の歌手が演じる歌は、声を替えるだけで、物語の距離まで変わる。
- 発売年
- 1968年
- 国・活動圏
- カナダ / ケベック
- 参照盤の発売国
- カナダ
- ジャンルの手がかり
- フレンチ・ポップ / デュエット
- 参照したレコード
- Bonnie and Clyde — Michèle Richard & Denis Pantis / Trans-Canada
- 制作・録音年
- 未確認
catalogのMichelle Richardsは別名化の誤り。Michèle Richard & Denis Pantisへ修正推奨。1968年録音盤と1969年編集盤を区別。
単独名義の向こうに、相手の名前がある
Richard本人の公式サイトは、この曲をDenis Pantisとの共演として記録する。Mondo P.Q.のケベックにおけるGainsbourg作品の特集でも、1968年のTrans-Canada盤として紹介される。MIXの短い名義から入っても、相手の名前を知ると、独唱ではなく二人の間のやり取りへ耳を向けられる。 [1] [2]
Gainsbourgの歌が、フランス語の別の土地へ
カバーはいつも言語を変えるわけではない。ここではフランス語の歌が、フランス語で歌うケベックの録音へ渡る。原曲を再現したかだけでなく、誰が物語を語るのかが変わることも聴きどころ。後年のRichardの回顧集でも、このデュエットは活動の一場面として残されている。 [1] [2] [3]
二人が同じ物語を見ているか
片方の声だけを追ってから、もう片方へ聴き直してみよう。相手を呼んでいるのか、同じ場面を語っているのか、二人の距離を想像すると、知っている曲も小さな劇になる。Christine Chartrandの逃げる男性の物語と続ければ、ケベックのポップスを、登場人物が動く歌として二曲並べられる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Michèle Richard official discography ↗
本人公式のBonnieAndClyde、DenisPantisとのデュエット表示。
- Mondo P.Q. — Québec interpreters of Gainsbourg ↗
1968年TransCanadaとGainsbourgカバーの対応。
- Michèle Richard — Ma vie 50 chansons ↗
公式回顧集にも共演曲として収録。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。