パラパラ、と歌っているのは「いない、いない」。
Christine Chartrandの「Pala pala pala」は、音だけを聴けば軽やかな掛け声にも思える。歌の中身を開くと、そこにいない男性を追う話が見えてくる。意味がわかった瞬間、口ずさみやすい題名が少し可笑しくなる一曲だ。
- 発売年
- 1976年
- 国・活動圏
- カナダ / ケベック
- 参照盤の発売国
- カナダ
- ジャンルの手がかり
- フレンチ・カナディアン / ポップ / サンバ
- 参照したレコード
- Pala pala pala — Deram / DF 575
- 制作・録音年
- 未確認
1976年シングルを採用。1978年LP、2016年の再歌唱と思われるコンピレーションとは区別。1973年という販売文は裏付けできず不採用。
掛け声の後ろに、フランス語の言葉遊び
曲の作者はBernard GirardとEddy Marnay。繰り返す音は、フランス語のpas là、そこにいない、という言葉につながる。人気者の男性を女性たちが追うと、ホテルを変えたり姿を消したりする。恋の不在を嘆くばかりでなく、追われる側の逃走劇にする歌。意味を知ってから題名を見ると、そのリズムまで違って感じられる。 [1]
七インチから、企業の名前が残るLPへ
1976年のDeramシングルで確認でき、後には「Hop la vie」にも収録される。1978年のProm-Tel盤の制作記録にはGeorges Tremblayの制作・編曲、Mike Delaneyの録音・ミックスに加え、7UP向け制作という記載まである。店頭のポップスの背後に、宣伝とレコード制作が交わる場所も残っている。 [1] [2] [3]
一緒に言える言葉を、ひとつだけ覚える
フランス語を全部追わなくても、pas làだけを覚えて聴いてみよう。歌の中で誰かを探すたび、そこにいないという返事が戻る。反復が単なる音飾りから、物語の仕掛けへ変わる。同じEddy Marnayが関わるFranck Fernandelのリオの歌と並べれば、言葉の工夫が陽気なポップスになる二つの例を楽しめる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Bide et Musique — Pala pala pala ↗
1976年、作者と歌詞の物語。歌詞は転載せず要約。
- Record Shop View — original single ↗
1976年DeramDF575の実物記録。
- Record Shop View — Hop la vie ↗
1978年PromTel盤の収録曲、制作・録音・7UP関連クレジット。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。