コーヒーの歌を、ロンドン経由でアフリカへ。
Osibisaの「The Coffee Song」は、Bob HilliardとDick Milesの歌を1976年のバンドが自分たちのレパートリーへ迎えた録音。ブラジルを歌うアメリカの曲が、アフリカとカリブ海の奏者が集まるロンドンのバンドへ渡る。カップ一杯より、ずっと大きな旅だ。
- 発売年
- 1976年
- 国・活動圏
- イギリス / ガーナとカリブ海の音楽家たち
- 参照盤の発売国
- イギリス
- ジャンルの手がかり
- アフロ・ロック / ソウル / ポップ
- 参照したレコード
- The Coffee Song / Sunset — Bronze / BRO 31
- 制作・録音年
- 未確認
1976年はOsibisa版の発売年。原曲の成立年とは別。
自作曲ばかりではないOsibisa
参照する英国7インチはBronze BRO31、B面は「Sunset」。アルバム「Ojah Awake」にも収められた。バンドの公式投稿は、Hilliard/Miles作品を1976年に取り上げた経緯を紹介する。自作曲で知られるグループの盤でも、カバーを選ぶ仕事には、そのとき自分たちがどんな歌を必要としたかが現れる。 [1] [2]
国籍を一つに閉じないバンド
Osibisaはガーナ出身のTeddy Oseiらと、カリブ海地域の音楽家がロンドンで組んだバンド。1970年代の活動を、アフリカの音楽か英国のロックかの二択にせず、合奏する人の往来として見たい。「The Coffee Song」はオランダの公式Top40でも1976年に記録される。歌の題材と奏者の出身、盤が届いた国が、別々の線を描いている。 [3] [4]
地名より、合奏の合流点を
ブラジルという言葉が聞こえたからといって、ブラジル産レコードの音を予想しなくてもいい。声と伴奏がいっせいに向きを変える場所や、繰り返しのリズムの上で歌だけが動く場所を探してみよう。同じコレクションのRosemary Clooney版へ進めば、同じ歌が別の時代のショーへ連れていく。飲み比べるような聴き比べができる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Osibisa公式 — The Coffee Song ↗
バンド公式による作者と1976年のカバー。
- Discogs — The Coffee Song ↗
1976年英国Bronze BRO31。
- Dutch Top40 — The Coffee Song ↗
公式チャート資料の1976年記録。
- Osibisa — band history ↗
ロンドンでの結成、各メンバーの出身。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。