フランスの「歌え」が、北欧の楽団でまた歌になる。
Lisa Linnの「Synge」は、Michel Fugainの「Chante」を受け継ぐ歌。Bo Sylvénの楽団と録音した同名LPに収められる。フランスの大きなポップスの輪が、コペンハーゲンのジャズ奏者たちの手を通り、違う言葉で広がっていく。
- 発売年
- 未確定
- 国・活動圏
- スウェーデン / デンマーク
- 参照盤の発売国
- スカンディナヴィア
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ジャズ / サンバ / ポップ
- 参照したレコード
- Synge — Lisa Linn & Bo Sylvén og Orkester / RCA Victor / PL40143
- 制作・録音年
- 1976年、コペンハーゲン
year null。資料の1976は録音年、AlexRiel公式ディスコグラフィは発売1978。店に1973説もあるため発売年は未確定とした。Swedish versionとする二次ブログはあるが歌唱言語は歌詞原盤未照合のため本文で断定しない。
題名の隣に、原曲名が残っている
デンマークのジャズ資料は本曲を「Synge (Chante)」と記し、1976年のコペンハーゲン録音に整理する。再選曲集「Copenhagen–Rio Non Stop」の作者欄もFugain。言語が変わると題名も変わるが、原曲名をたどると同じ歌の道筋へ戻れる。大きなバンドの歌を、別の演奏家たちが自分のレパートリーにする一例だ。 [1] [2]
歌の周囲を、ジャズの人名が囲む
資料に記されるのは、ギターと編曲のSylvén、ピアノのRobert Cornford、ベースのNiels-Henning Ørsted Pedersenら。本曲にはAllan BotschinskyとHelge Albinの参加も記録される。歌手の名だけでなくこの顔ぶれから聴くと、ポップ曲のカバーが、北欧のジャズの演奏現場にもつながって見える。 [1]
声の外側に、もう一つの旋律を探す
最初はLinnの歌を追い、次は声の切れ間へ耳を向けてみよう。楽器が返事をするのか、次の歌を待つのか。その小さな違いで、同じ歌の温度は変わる。Birgit Lystagerのブラジル曲カバーと並べれば、北欧の歌手が他国の旋律を取り込む別の方法とも比べられる。地図の距離よりも、歌の受け渡し方を楽しみたい。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Danish Jazz Discography — Lisa Linn sessions ↗
p443録音1976、曲別の奏者。日付は録音年。
- AllMusic — Copenhagen–Rio Non Stop ↗
SyngeのMichelFugain作者欄。
- Alex Riel official discography ↗
演奏者本人のディスコグラフィではRCA盤1978、録音年と発売年を区別。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。