映画の謎を解くより、歌の間合いに迷いたい。
Mamie Leeの「Charade」は、1966年の「Once in a Lifetime」に入る。映画から生まれたHenry ManciniとJohnny Mercerの歌が、ここでは声と小編成の伴奏に迎えられる。大きなスクリーンの記憶を、歌手の近くまで引き寄せるカバーだ。
- 発売年
- 1966年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ジャズ / 映画音楽
- 参照したレコード
- Once in a Lifetime — MGM / SE-4367
- 制作・録音年
- 未確認
1966年のMGM原盤を採用。2008年CD追加曲とは区別。
MGM盤の四曲目にある映画の歌
MGMのカタログでは「Once in a Lifetime」は1966年、E/SE-4367。「Charade」はA面の四曲目に置かれる。「My Funny Valentine」「Bewitched」「A Foggy Day」も入る選曲の中では、映画の歌も一つのスタンダードとして並ぶ。スクリーンの物語を知らずに出会っても、歌だけで成立する場所へ移ってきている。 [1] [2]
歌手のすぐそばに、The Swingmen
原盤の紹介には伴奏者としてThe Swingmenの名があり、Carlton Schroederのピアノ、Phil Morrisonのベース、Peter Donaldのドラムが記される。声を支える人の名が三人分見えると、大編成とは異なるやり取りを想像できる。Manciniの曲、Mercerの言葉、そしてこの四人の演奏。その段階ごとに歌の表情は作られる。 [2] [3]
題名の一語へ、戻る道を聴く
Charadeという言葉には、見せかけや芝居の連想がある。題名だけで声の感情を決めず、ひとつの文が終わった後の伴奏まで待って聴いてみよう。歌が言い切ったことを、楽器が支えるのか、違う角度へ導くのか。Mercerへ捧げたBill Hendersonのアルバムと続ければ、作詞家の仕事を違う二人の声で訪ねられる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Both Sides Now — MGM album discography ↗
1966年E/SE4367とCharade収録。
- Audiophile USA — Once in a Lifetime ↗
1966年米国原盤の曲順とThe Swingmenの三人。
- AllMusic — Charade ↗
Mancini / Mercer作品としての同曲、Mamie Leeのカバー対応。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。