歌の名人が、作詞家の名前へスポットを向ける。
Bill Hendersonの「Something’s Gotta Give」は、Johnny Mercerに捧げたアルバムの冒頭曲。スタンダードを歌うとき、歌手の名前に隠れやすいのが、言葉を書いた人の名前だ。このレコードは、その人を最初からタイトルに掲げている。
- 発売年
- 1981年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ジャズ / スタンダード
- 参照したレコード
- A Tribute to Johnny Mercer — Discovery / DS-846
- 制作・録音年
- 未確認
1981年は本曲収録のDS846。1986年編集盤と1979年の別アルバムを区別。表記Something’s Gotta Giveを推奨。
曲名より先に、作詞家を選ぶ
参照する「A Tribute to Johnny Mercer」は1981年のDiscovery DS-846。「Something’s Gotta Give」を一曲目に置く。Mercerの作品を集めるという条件があると、よく知るスタンダードも作者の仕事を横断して聴く入口になる。歌手がどれだけ歌えるかに加え、どんな言葉を選んで歌うかを考えさせる構成だ。 [1]
二枚のアルバムが、あとで一枚に
1986年のCD「Something’s Gotta Give」は、1979年の「Street of Dreams」と1981年のMercer作品集を合わせた編集盤と整理される。CDの表題だけを見ると、この歌の初出も1979年に見えることがあるが、曲の元の居場所は後者だ。参加者にはJoyce Collins、Dave Mackay、Joey Baronらが記録される。 [1] [2]
歌詞が音楽へ変わる瞬間を
一文を話すならどこで区切るか想像してから、Hendersonの歌の区切りを聴いてみよう。意味の切れ目と旋律の都合が一致する所も、あえて違う所もある。言葉がただ音符に載る以上の出来事が見えてくる。舞台の歌を一人で引き受けるEthel Ennis「Who Will Buy?」へ進めば、歌の語り方を別の声で比べられる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Discogs — A Tribute to Johnny Mercer ↗
1981年DS846、A1本曲。
- WBSS — Bill Henderson ↗
DS932はDS802とDS846を集めた編集盤という説明。
- Bill Henderson discography ↗
元アルバム年、1986年編集盤と参加奏者。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。