売り声の向こうに、朝がひらける。
「Who Will Buy?」はLionel Bartのミュージカル「Oliver!」から生まれた歌。Ethel Ennisのレコードでは、舞台の大きな場面が一人の歌手のレパートリーになる。物語を知らなくても、問いかける題名そのものが耳をこちらへ向ける。
- 発売年
- 1963年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ジャズ / ミュージカル
- 参照したレコード
- This Is Ethel Ennis — RCA Victor / LPM-2786・LSP-2786
- 制作・録音年
- 未確認
RCA配信の原盤年1963年を採用。盤目録の1964年表記も併記。
舞台からアルバムへ
権利管理元MTIは「Oliver!」の脚本・音楽・歌詞をLionel Bartとし、曲目に「Who Will Buy?」を載せる。Ennisの参照盤は「This Is Ethel Ennis」で、Sid Bassの楽団による演奏。役柄の会話や舞台装置を離れた歌が、レコードの一曲としてどんな輪郭を持つかが聴きどころになる。 [1] [2] [3]
同じ盤に、1963年と1964年
RCAの配信情報は原盤を1963年とする一方、盤目録などには1964年表記もある。ここでは早い1963年を採用し、年の差を資料メモに残した。後年の配信日を制作年に置き換えたり、ミュージカルの初演年をこの演奏の年にしたりはしない。情報を分けると、歌そのものと録音の歩みをそれぞれ追いやすい。 [2] [4]
誰に呼びかけているのか
聴くたびに、歌手の目の前にいる相手を想像してみたい。一人への問いなのか、街全体への呼びかけなのか。声量だけでなく、短い問いの後にどれだけ空間が残るかを追うと、舞台歌の別の楽しみ方になる。曲順ではJohn Schroederの器楽の後。人の声が戻ってくる瞬間にも注目したい。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Music Theatre International — Oliver! ↗
Lionel Bartのクレジットと曲目。
- Apple Music — This Is Ethel Ennis ↗
RCAによる1963年原盤表記・曲目。
- SecondHandSongs — Who Will Buy? ↗
Lionel Bart作品、Sid Bass楽団のEnnis版。
- Both Sides Now — RCA 2500–2799 ↗
LPM/LSP 2786の1964年表記。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。