ハプニングは、ケベックでも起きる。
The Supremesの「The Happening」が、Michèle Richardの「Le Happening」になる。1967年の「Miss Radio-TV ’67」には、フランス映画の歌もブラジルのヒットも並ぶ。一曲の翻案を入り口に、当時のケベックのポップスが見ていた世界へ進もう。
- 発売年
- 1967年
- 国・活動圏
- カナダ / ケベック
- 参照盤の発売国
- カナダ
- ジャンルの手がかり
- フレンチ・ポップ / モータウン・カバー
- 参照したレコード
- Miss Radio-TV ’67 — Trans Canada / TF 374
- 制作・録音年
- 未確認
1967年はMichèle Richard版の発売年。後年のLes années60編集盤とは区別。
七曲目にやってくる出来事
Museum of Canadian Musicはアルバムを1967年、Trans Canada TF374として記録する。本曲は七曲目で、「Un homme et une femme」「Mais que nada」「Alfie」「On Broadway」などと同居する。ジャンルごとの名曲集ではなく、一人の歌手が同時代の曲を自分のレパートリーに集めた盤。その並びへ戻すことで、カバーの選び方にも関心が向く。 [1]
歌を移す人の名前まで
作品索引はこの録音をThe Supremes作品の1967年の翻案として記録する。レーベル提供の配信クレジットにはHolland、Dozier、Devolに加えてGalimiの名もある。原曲の作者と、フランス語のレコードへ運ぶ側を分けて読むと、単なる訳題以上の仕事が見える。地元Sherbrookeの資料館も、当時のアルバムとそのジャケットを保存している。 [2] [3] [4]
英語の記憶と、フランス語の足取り
原曲を覚えているなら、知っている言葉があった場所に、どんな音節が入るかを追ってみたい。歌詞の意味を比べるのとは別に、語尾の長さや子音の置き方にも発見がある。同じカナダのLes Miladysによる「Jazz à Gogo」へ進めば、フランスと英語圏の歌がケベックで交差する、もう一つの入口に出会える。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Museum of Canadian Music — Miss Radio-TV67 ↗
1967年、TransCanadaTF374、曲順、Sherbrooke出身。
- SecondHandSongs — Michèle Richard ↗
Le happeningを1967年のSupremes作品の翻案として記録。
- Qobuz — Miss Radio-TV67 ↗
レーベル提供の原盤年と作者表記。検索インデックスで確認。
- Histoire de Sherbrooke — アルバム資料 ↗
Miss Radio-TV67の現物と曲目を保存。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。