二人の声に、ジャワとオランダとアメリカがいる。
RuudとRiem de Wolffの兄弟、The Blue Diamonds。1967年の「I Want You to Be My Baby」を探すと、オランダのシングル盤へ行き着く。インドネシアに生まれた二人が英語で歌う。その来歴だけでも、国別の棚からはこぼれる音楽が見えてくる。
- 発売年
- 1967年
- 国・活動圏
- オランダ / インドネシアを背景とする兄弟
- 参照盤の発売国
- オランダ
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ポップ / ジャンプ・ブルースのカバー
- 参照したレコード
- I Want You to Be My Baby / Go Go — Decca / AT10 284
- 制作・録音年
- 未確認
1967年はこの兄弟版の発売年。2023年の編集・リマスター表示と区別。
両面にJon Hendricksの名前
盤目録はDecca AT10284を1967年10月、相手面を「Go Go」とする。Universal提供の現在の曲別情報は、両面とも作者Jon Hendricks、原盤年1967年と記している。ジャズの歌い手としても知られる書き手の名前が、ポップ・デュオの小さな盤で読める。ヒット曲の題名を覚えることが、作家の別の仕事へ進む道になる。 [1] [2]
移住した兄弟が、歌を選ぶ
NPO Radio2の略歴によれば、二人は1949年にインドネシアからオランダへ移り、アメリカの歌手たちの曲を演奏するギター・バンドをつくった。1960年の「Ramona」で大きく知られるが、1967年のこの一枚も、借りた歌を自分たちの声にする活動の続きとして聴ける。出身地と、育った音楽と、レコードの発売国は、一つの点に重ならない。 [3]
同じ旋律を、二つの声で描く
一度は二人の声を一つのまとまりとして、次はそれぞれが作る線として追ってみたい。言葉の終わりを揃える瞬間と、片方が前へ出る瞬間は同じだろうか。Svenne & Lottaの「I Want You Back」と並べれば、別々の土地のデュオがアメリカの歌を取り込む方法を比較できる。似た題名から始めた選曲が、声の違いへ育っていく。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Rocky52 — Blue Diamonds discography ↗
1967年10月DeccaAT10284、両面の曲名。
- Qobuz — Singles & B-sides1959-1977 ↗
Jon Hendricks作、両面の1967年原盤情報。
- NPO Radio2 — The Blue Diamonds ↗
放送局による兄弟の移住、演奏活動と経歴。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。