TristezaがTeresaになって、北へ旅をする。
Borisの「Teresa」は、ブラジルの「Tristeza」をスウェーデン語へ移した作品。タイトルまで姿を変えたサンバが、1969年のスウェーデンのレコードに収まっている。題名の違いを知ることが、遠く離れた二つの音楽を結ぶ鍵になる。
- 発売年
- 1969年
- 国・活動圏
- スウェーデン
- 参照盤の発売国
- スウェーデン
- ジャンルの手がかり
- スウェディッシュ・ポップ / サンバ翻案
- 参照したレコード
- Boris — Svensk American / SAB LP 008
- 制作・録音年
- 未確認
Borisの姓は未確定。翻案年1968ではなく当該録音発売1969年を採用。
サンバの作者に、翻案者が加わる
カバー資料SecondHandSongsは、「Teresa」をHaroldo LoboとNiltinhoによる「Tristeza」のスウェーデン語版として整理し、Mats Hallgrenを翻案詞の作者に挙げる。翻案作品は1968年の記録を持つが、Borisの録音の発売は1969年。曲がある言語へ訳された年と、この歌手の盤が出た年を、同じものとして扱わない。 [1] [2]
Svensk Americanというレーベルの一枚
歌手名を表題とするLPの盤番号はSAB LP 008。収録曲のクレジットにも「Teresa」とHaroldo Loboの名前を確認できる。さらに「Rosemarie」とのカップリング・シングルも存在する。アルバムの片隅に紛れ込んだ曲というだけでなく、単独の小さな盤でも届けられた歌だったことがわかる。歌手の姓は確証を得られないため、ここでは原盤名義のBorisを保つ。 [2] [3]
人名のような題から、旋律をたどる
題名を見ただけでは気づけなかった曲同士の関係を、今度は旋律から確かめてみよう。Freddy ColeやBirgit Lystagerの「Christina (Tristeza)」と並べれば、言語や歌手が変わっても持ち運ばれるメロディーと、その場で新しくなる言葉の響きを比較できる。曲名が一致することだけが関連曲の条件ではない。別の名前で流通した曲を探す楽しさを教えてくれる録音だ。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- SecondHandSongs — Teresa ↗
Borisの1969年録音、原曲と翻案の対応。
- SecondHandSongs — Teresa作品一覧 ↗
Tristezaのスウェーデン語翻案、Mats Hallgren。
- Discogs — Boris ↗
SABLP008とTeresaのクレジット。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。