ストーンズの不満を、テレビの女王がショーへ連れ出す。
Raffaella Carràが「Satisfaction」を歌う。ロックの有名曲が別のジャンルの歌手へ渡る、その大胆さを楽しみたい。1973年のアルバム「Scatola a sorpresa」は、題名どおり意外な曲の取り合わせを用意している。
- 発売年
- 1973年
- 国・活動圏
- イタリア
- 参照盤の発売国
- イタリア
- ジャンルの手がかり
- イタリアン・ポップ / ロック・カバー
- 参照したレコード
- Scatola a sorpresa — CGD / 69048
- 制作・録音年
- 未確認
カバーの主役は、誰が歌うか
Mick JaggerとKeith Richardsの作者名を持つ曲が、Carràのアルバムでは「La Bamba」「Tea for Two」「La Samba di Orfeo」などと並ぶ。ロックの歴史を再現するための選曲ではなく、一人のエンターテイナーが歌える曲を自分の舞台へ招く発想だ。曲の出自を知るほど、周囲のレパートリーとの距離が面白くなる。 [1]
Paolo Ormiとつくる一枚
RAIのRadioCorriere TVがまとめる彼女の音楽活動史は、1973年の「Scatola a sorpresa」とPaolo Ormiの仕事を記録している。現在の正規配信も本曲を1973年の原盤として扱う。後年のベスト盤で出会った場合も、発売年をその編集盤へ置き換えず、まずこのアルバムへ戻れる。歌手の代表曲だけをたどる経歴では、見逃しやすいカバーだ。 [1] [2]
原曲の記憶を持って、違う客席へ
ストーンズ版の音が頭にある人は、その記憶を消さずに聴こう。どのフレーズで声が押し出され、どこで伴奏に場所を渡すかを比べれば、曲の所有者が作家だけではないと感じられる。知らない人は、題名の繰り返しが歌の軸になる位置から入ってみたい。Minaの歌へ続けるなら、イタリアの女性歌手たちが外国の作品を選ぶ、それぞれの姿勢にも耳を向けられる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Qobuz — Scatola a sorpresa ↗
正規配信の1973年原盤表示、Jagger/Richardsと収録曲。
- RAI RadioCorriere TV — Raffaella Carrà artista ↗
1973年アルバムとPaolo Ormiに触れる活動史。
- SecondHandSongs — Satisfaction ↗
原曲とカバーの関係。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。