Premium Cuts
Listed.
LES BONNES
VIBRATIONS.
PREMIUM CUTS TAPE 006 / Side A · 07

Lazy, Crazy Days of Summer

Blossom Dearie ↗
TAPE 006 / COUNSELING ↗
DANS LA COLLECTION

この曲の、居場所。

収録作品
Premium Cuts TAPE 006
COUNSELING ↗
収録位置
Side A · 07
アーティスト
Blossom Dearie
NOTES DE POCHETTE

王冠を二つ集めると、Blossomが歌ってくれた。

ルートビアの販促品から、いまも愛されるヴォーカル盤へ。「Lazy, Crazy Days of Summer」を収めたBlossom Dearieのアルバムには、音楽と広告の境目を軽やかに越える、1963年ならではの出発点がある。

発売年
1963年
国・活動圏
アメリカ
参照盤の発売国
アメリカ
ジャンルの手がかり
ヴォーカル・ジャズ / ポップ
参照したレコード
Sings Rootin’ Songs — Hires / PB-1110
制作・録音年
未確認

二十セントと、二つのボトルキャップ

音楽事典Jazz.comは、Hiresのルートビアの広告で人気を得たDearieが、販促LP「Sings Rootin’ Songs」を制作した経緯を紹介している。入手条件は二十セントと瓶の王冠二つ。飲み物を買う日常の動作が、ジャズ歌手のアルバムへつながっていた。放送局IPMの特集も、この1963年の企画を彼女の活動史に位置づける。 [1] [2]

軽い声を、軽くない演奏家が支える

本作の演奏者にはJoe Harnell、Dick Romoff、Ted Sommer、Jerome Richardsonが名を連ねる。販促盤という言葉から、演奏まで簡易なものと決めつけられない顔ぶれだ。本曲はNat King Coleでも知られる「Those Lazy-Hazy-Crazy Days of Summer」のカバー。Hans Carsteの曲とCharles Tobiasの英語詞が、ここでは短く整理された題で収録される。 [3] [4]

夏の大騒ぎを、小さな声で迎える

題名が誘う夏の賑やかさと、Dearieという歌手の繊細な声を、対立させずに楽しみたい。大声で押し出す以外に、浮き立つ気分を伝える方法がある。歌と伴奏が同じ瞬間に前へ出るのか、片方が余白を作るのかを追ってみよう。同じ歌手の「Feelin’ Groovy」へ進めば、数年を隔てて彼女が当時のポップスに向けた視線も比べられる。

聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。

ÉCOUTER ENCORE

関連曲を、棚の中から。

SOURCES & REPÈRES

出典と資料メモ

年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。

  1. IPM Afterglow — Blossom Dearie in the 1960s and 70s ↗

    Hires広告と1963年販促盤の経緯。

  2. Jazz.com — Blossom Dearie ↗

    二十セントと王冠二つという入手条件。

  3. CDJournal — Sings Rootin’ Songs ↗

    1963年と演奏者。

  4. Cover.info — Lazy Crazy Days of Summer ↗

    カバー作品と作者の参照。

資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。

この作品のトラックリストを見る ↗