カンザスシティの一枚が、もう一度フロアを照らす。
Kay Dennisの「Feeling Good」は、大きなレーベルの看板からではなく、地方の演奏家が残したアルバムから届く。1969年の小さなニュースと、2016年の再発レーベルの選曲。その二つの時間をつなぐ一曲だ。
- 発売年
- 1969年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ジャズ / ソウル
- 参照したレコード
- Kay Dennis — Pearce / 801 H-1118
- 制作・録音年
- 未確認
全国誌に残った、初アルバムの知らせ
1969年12月25日号DownBeatは、Kay DennisとMike Ningの初アルバムがPearceから発売されたことを伝えている。現存するLPは歌手名を表題とし、「Feeling Good」を収録する。後年の発掘盤だけを入口にすると見落としがちな、発売当時の活動の足跡だ。地元の演奏家の仕事が全国誌の短い記事になる、その距離に音楽の暮らしが見える。 [1] [2]
よく知られた曲を、個人の選曲へ
アルバムには「Light My Fire」「Sunny」「Walk on By」も並ぶ。ジャズの歌手のレパートリーが、同時代のポップスやソウルと地続きだったことを、曲順そのものが教えてくれる。「Feeling Good」だけを独立したレア・グルーヴとして取り出す前に、この顔ぶれへ置き直してみたい。歌手が当時の客へ何を届けようとしたか、想像の入り口が増える。 [2]
二分十五秒が、別の時代へ渡る
Tramp Recordsは2016年の発掘コンピレーション「Movements Vol. 8」に本曲を選び、収録時間を二分十五秒と記す。同レーベルはこのシリーズで、個人制作を含む埋もれた米国のソウル、ジャズ、ファンクを掘り起こしている。短い曲の中で、伴奏のひと区切りと歌の展開がどう収まるかを追ってみよう。発売年は再発年に置き換えず、同時代資料で確認できる1969年とする。 [1] [3]
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- DownBeat — 1969年12月25日号 ↗
Kay DennisとMike NingのPearce盤発売記事。
- Discogs — Kay Dennis ↗
1969年Pearce盤と収録曲。
- Tramp Records — Movements Vol. 8 ↗
2016年再発コンピレーション、曲順と時間、発掘方針。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。