ミシガン行きの切符を、イタリアで買う。
「Michigan」を演奏するのは、Giovanni Fenatiのオーケストラ。1969年の「Music Cocktail」から、アメリカの地名を冠した器楽曲が届く。題名どおりの現地録音を求めるより、作曲家が描いた音の絵葉書として楽しんでみたい。
- 発売年
- 1969年
- 国・活動圏
- イタリア
- 参照盤の発売国
- イタリア
- ジャンルの手がかり
- イージーリスニング / ビート / ライブラリー
- 参照したレコード
- Music Cocktail — Giovanni Fenati e la sua orchestra / Ariston / AR 10043/LP
- 制作・録音年
- 未確認
1969年を原盤年として採用。1968年とする動画題名は根拠を確認できず採らない。
LPと7インチ、二つの入口
「Music Cocktail」は1969年のAriston盤で、同年に「Scotch Beat / Michigan」の7インチも出た。アルバム全体の中で聴く道と、二曲を切り出した盤として聴く道が最初からあったわけだ。タイトルの異なるレコードから同じ曲へ着くことは、盤を掘るときに起こる、小さくうれしい発見でもある。 [1] [2] [3]
Fenatiの先に、Miragemanがいる
Italian ProgはGiovanni FenatiとMiragemanの作品群を一緒に整理し、後年のジャケットで初期のFenati盤にもMirageman名が使われた経緯を記す。楽団の軽音楽から、よりロック的な作品まで、一人の活動はレコード売り場の棚を横切る。名義の違いを追うと、ジャンルをまたいだ仕事の連続が見えてくる。 [1]
地名を一度、忘れてみる
「Michigan」という言葉から浮かぶ風景を置いて、旋律が最初の形に戻る瞬間を探そう。その後で題名を思い出すと、曲が街の印象を描くのか、単に想像を遊ばせるのか、自分なりの聞き方ができる。John Schroederの「Paramaribo」とつなぐなら、地名だけで組む小さな世界旅行にもなる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Italian Prog — Mirageman ↗
FenatiとMiragemanの名義、1969年LP・7インチ、後年の表記。
- Discogs — Music Cocktail ↗
1969年イタリア盤。
- Discogs — Scotch Beat / Michigan ↗
1969年Aristonのカップリング。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。