一曲が終わる前に、次の歌が迎えに来る。
O Quartetoが歌うのは、よく似た題名の一曲ではなく、「Vou deitar e rolar (Quaquaraquaquá)」から「Deixa」へ続くメドレー。Baden Powellを共通項に、二組の作者の歌がつながる。MIXの中に、もう一つの小さなMIXがある。
- 発売年
- 1977年
- 国・活動圏
- ブラジル
- 参照盤の発売国
- ブラジル
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・サンバ / ボサノヴァ
- 参照したレコード
- Antologia da Bossa Nova 20 Anos Depois — Philips / 6349 301
- 制作・録音年
- 未確認
1977年は本盤の発売年。曲名は正式題とメドレーの区切りを示す。MIXの使用箇所と尺は未照合。
省略された題名の中身
IMMuBの1977年盤目録では、アルバムの第4トラックに二曲が並ぶ。「Vou deitar e rolar」はBaden PowellとPaulo César Pinheiro、「Deixa」はBaden PowellとVinicius de Moraesの共作。「Quaquaraquaquá」は前者の別題で、後者の副題ではない。短い曲名表示からは見えなかった二本の枝を、作者欄が示してくれる。 [1]
二十年後のアンソロジー
盤名は「ボサノヴァ・アンソロジー、二十年後」。グループのディスコグラフィーには1968年、1969年のアルバムと、1977年の本作が並ぶ。収録内容もJobim、Johnny Alf、Sérgio Ricardoらを横断する選曲だ。演奏資料にはCésar Camargo Marianoの鍵盤と編曲などが記録され、四人の歌を支える制作の顔ぶれへも視線が広がる。 [1] [2] [3]
切れ目を探す楽しみ
メドレーを聴くときは、次の曲を当てるより、境目がどう作られるかを待ちたい。テンポ、調、言葉の出だしのどれが切り替わりの合図になるだろう。Sacha Distelの「Déjà (Deixa)」へ移れば、同じ「Deixa」がフランス語で現れる。歌同士の接続と、言語を越える接続を、一つの棚で試せる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- IMMuB — Antologia da Bossa Nova 20 Anos Depois ↗
1977年、Philips 6349 301、メドレーの構成と作者。
- IMMuB — O Quarteto ↗
グループの盤歴。
- ジャズ資料館 — Antologia da Bossa Nova 20 Anos Depois ↗
参加者とCésar Camargo Marianoの担当楽器・編曲。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。