薔薇のサンバは、三人で咲く。
Ornella Vanoniの一曲として出会っても、盤を開くとToquinhoとVinícius de Moraesがいる。「Samba della rosa」は、イタリアの歌手がブラジルの作品を遠くから借りただけではない。作者たちと同じアルバムを作った、その近さがおもしろい。
- 発売年
- 1976年
- 国・活動圏
- イタリア / ブラジル
- 参照盤の発売国
- イタリア
- ジャンルの手がかり
- イタリアン・ポップ / サンバ / MPB
- 参照したレコード
- La voglia la pazzia l’incoscienza l’allegria — Vanilla
- 制作・録音年
- 未確認
1976年はこの共同アルバムの年。原曲Samba da rosaの成立年とは区別。
三人の名前を読む
1976年のアルバム「La voglia la pazzia l’incoscienza l’allegria」はVanoni、Toquinho、Viníciusの共同名義。権利元の配信クレジットも本曲に三人の演奏名義を付す。曲は「Samba da rosa」としても示され、イタリア語題を持つこの版ではSergio Bardottiが作詞者・プロデューサーとしてクレジットされている。 [1] [2]
訳す人も、レコードを作る人
Qobuzに掲載されたレーベル提供情報は、ToquinhoとViníciusの作者名だけでなくBardottiの仕事も記録する。歌を別の言語へ運ぶには、単語を置き換えるだけでは足りない。旋律の長さと発音が同じ場所に収まる必要がある。この盤は、その橋渡しをした人の名前まで読める。1976年の原盤権利年と、2017年などの再配信表示は分けておこう。 [1]
言語の境目を耳で探す
歌詞の訳を調べる前に、声の受け渡しや言葉の語尾へ注意してみたい。イタリア語の流れとブラジル音楽の拍が、どこで自然に重なるだろう。同じMIXのCaterina Valente「Bala Com Bala」やSacha Distel「Déjà」へ進むと、ブラジルの曲が各地の歌手へ渡る道を、自分の選曲でつなげていける。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Qobuz — La voglia la pazzia l’incoscienza l’allegria ↗
レーベル提供の作者・演奏・Bardotti・原盤権利年。
- VOXMUSIC — Ornella Vanoni / Vinicius De Moraes / Toquinho ↗
1976年、原盤曲順、三人の名義と原題。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。