What I’m After

1994
地域 / シーン:Newark / New Jersey
欲しいものは、まずビートで伝える。ニューアークから届く、腰の強いファンク。
Redmanのフレーズが、Lordsの曲でもう一度働く
欲しいものは何か、と聞かれると大人はつい説明が長くなる。この曲くらい歯切れよく答えられたら、会議もずいぶん早く終わるはずだ。まずビート。理由はあとでいい。
Redmanの声を拾ったフレーズが、曲の中でもう一度働いている。昔のレコードを借りるだけがサンプリングではない。同じ時代のラップからも音を持ってくる。その近さが、この一曲をいっそう面白くする。
私には、整然と歩く曲というより、少し肩を揺らして寄り道する曲に聞こえる。トライブの会話、ピート・ロックの奥行きから、もう一段だけ腰を落とす。頭で順番を決めても、最後に採決するのは首である。
リスニングノート · サンプル資料 1 件
制作背景
1994年のセカンド・アルバム
『Keepers of the Funk』収録。掲載音源は公式Topicの再発配信で、Keith Murray参加のリミックスとは分けて扱う。
Redmanの音を、別の曲へ
「Tonight’s Da Night」のサンプリングはレコード販売資料と作品特集で照合。ここでは印象的な声の素材として紹介し、伴奏全体の元ネタと同一視しない。
サンプル元
Redman — Tonight’s Da Night
印象的なヴォーカル・フレーズのサンプル。伴奏全体を支配する素材という意味ではなく、このページで比較する主な素材として掲載。
サンプル元のYouTube出典
Between Music Store — オリジナル12インチの紹介