Mellow My Man

1994
地域 / シーン:Philadelphia
Black ThoughtとMalik Bの受け渡しを、演奏の変化と一緒に追う。
バンドとMCが一緒に曲を動かす
The Rootsの初期を代表する一曲で、1995年の『Do You Want More?!!!??!』に先立ち、1994年のEP『From The Ground Up』に収録された。同年6月のGeffen広告にも曲名が掲載されており、アルバムの発売年だけで初出を決めないことが大切だ。
権利元メディアのuDiscoverは、この曲でBlack ThoughtとMalik Bがヴァースを交わす姿を取り上げている。生楽器のバンドであることだけが特徴なのではなく、MC同士の受け渡しも演奏の一部のように機能するところが、初期The Rootsを聴く楽しみになる。
1995年2月のThe Observer評は、オルガンやホーンの響きに加え、途中でリズムがジャズ的な動きへ変化し、二人のMCがそれに合わせて言葉のペースを変える点に注目した。ラップの巧さとバンドの巧さを別々に評価するより、両者が同じ瞬間に動く部分を探してみたい。
掲載候補は『From The Ground Up』名義の公式配信。後のアルバムには同名曲があるが、収録尺や編集の差まで同一と断定せず、EPの音源として明示している。配信上の制作表記はNegaz Grand、共同制作はA.J. ShineとRichard Nichols。
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制作背景
収録作品と制作
『From The Ground Up』に収められ、翌年の『Do You Want More?!!!??!』へとつながる初期The Rootsの一曲。権利者配信ではNegaz Grandがプロデュース、A.J. ShineとRichard Nicholsが共同制作として記される。ラップと演奏の両面からグループ初期の姿を追える作品。
EPへの先行収録
1994年6月のGeffen広告に本曲を含むEPの曲目が記載される。
ラップと演奏の応答
同時代評はリズムの変化と、それに対応するMCのペースに注目している。
サンプル元
作品情報と曲別クレジットは出典をご覧ください。未確認のサンプル情報があり、聴き方は編者の考察です。
個別確認中。未掲載はサンプル不使用を意味しない。
出典
GeffenのFrom The Ground Up広告 — CMJ 1994年6月27日号